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Monica Johansson pop up store
9月21日(木)-10月9日(月)
              

 ※御知らせの頁へ営業日カレンダーを掲載しております、こちらにてご確認ください。


                        
サーミブレスレットとネックレス。2年ぶりにオーダー会を開催いたします。

スカンジナビア半島、ラップランドと呼ばれるエリアで暮らすサーミ族。彼らの伝統工芸品のブレスレットはトナカイの革を使い、その角でボタンを作りま
す。そしてワイヤー状のピューター(錫の合金)を編み込んだ、丁寧な手仕事が特徴的です。
スウェーデン北部で生まれ育ったサーミ族の血を受け継ぐ Monica Johanssonの手で作られています。
美しいピューター(錫)糸の刺繍とともに、使うほどに風合いが増して、魅力を高めていくアクセサリーです。

ブレスレットとネックレス、豊富なデザインが並びます。その中からお選びいただき、ご自身にぴったりのサイズをオーダーいただけます。

自分のためのものに。 その方にとって思いは様々かと思います。お守りのような存在であったり、私らしいおしゃれに欠かせないひとつだったり。
トナカイの革のしっとりとした質感の感触とピューターの美しい編み模様は、いつも側にと思うものとなります。

オーダーいただきました品は、monicaさんがお客さまの為にお一つずつ制作をしまして、 スウェーデンから届きます。
北欧はもう冬がそこまでやってきているはず、昼間が短くなる冬の仕事です。

2月中旬以降の到着を予定しています、到着が分かり次第ご連絡をいたします。
到着を待ちながら、冬本番の訪れも楽しみになるオーダー会です。 お買い物、お出かけのご予定に入れていただけますと嬉しいです。


スカンジナビア半島の北部、ラップランドと呼ばれる地域で暮らす先住民族のサーミ族。彼らの何百年も語り継がれてきた伝統的な手法により、美しいピューター(錫)糸の刺繍とともに、使うほどに風合いが増して、魅力を高めていくアクセサリーです。

このピューターを使用して刺繍をする、装飾品を作るという歴史は、約1600年頃と伝えられています。その後1800年頃に起こった、信仰深い人は自分を飾りつけるべきではないというレスタディアンリバイバルより姿を消してしまったが、1900年頃から再度見直されるようになりました。
スウェーデン北部で生まれ育ったMonica Johansson は、1980年からアクセサリーの製作を始めました。 トナカイを飼い、トナカイの肉を食べ生活し、遊牧生活を送りながら固有の文化を築いてきたサーミ族の血を受け継ぐ彼女が、アクセサリー作りを始めたのは自然な事でした。

Monica Johanssonは、このまま、サーミ族の誇り、長い歴史と文化が永遠に消えてなくならないようにという思いから、まずB01というモデルのブレスレットを作り、その後様々なモデルを作り続け、現在もなお、Klimpfjäll というスウェーデン北部の美しい自然に囲まれた小さな村にアトリエを構え、製作しています。

装飾として使用された光沢のある銀糸は、ピューター(錫)と4%のシルバー(ニッケルフリー)からできた合金の糸であり、使い込むほどに輝きが増します。
ラップランドで生きるトナカイ遊牧民、サーミ族の伝統手工芸(ドゥオッチ)の一つとして生まれたこのアクセサリーは、大自然との対話から生み出されています。 素材には万能で捨てることのない資源であるトナカイの皮や角、さらには腱までも使用しており、これはサーミ族にとって自然の恵み、共に生きたトナカイに敬意を払うという事であります。
サーミ族の間で、幸福をもたらすお守りとして伝えられてきたトナカイの角を留め具として使用されたブレスレットは、今でもなお、普段から肌身離さず身につけるシンボルとして伝え続けられています。